【ご報告】第2回 スタッフ高柳による 東京さくら病院で脳卒中リハ講義!!
12月3日(金)に先月より講師のご依頼をいただいている東京さくら病院様への
「全5回 脳卒中セミナー」の第2回目をスタッフ高柳が実施してきました。
東京さくら病院HPより引用↓↓
第2回目の講義のテーマは「療法士のための立位評価」です。
「立位の特徴」を実際の参加者の身体を評価して解説しました。
内容は「①立位とステップ ②立位でのリーチ ③立位と発声」です
PT,OT,STすべてのリハビリ職にご参加いただけるような内容となっています。
立位は人によって様々なタイプがあります。
実際に触ることで過剰に働いている筋肉や働きが弱い筋肉などを感じれたのではないでしょうか。
セラピストの手から感じ取れるように丁寧に指導しています。
特に今回高柳は講義と実技を通じ、立位で体を支えることの重要さと促し方を伝えました。
上記のように、一側の足にきちんと体重を乗せて身体を支えることで、歩きの一歩目は円滑に振り出すことができます。
歩きだけでなく、立ったまま対象に対して手を伸ばす「リーチ動作」も立位で必要な場面が多々ありますし、「発声」も立位の方が音を出しやすい場合があります。
なので立位姿勢はすべての職種に関係のある姿勢となるので、姿勢の特性は知っておくべき知識となります。
業務後にも関わらず大勢のPT・OT・STにお集まりいただき、皆さん積極的に取り組まれていました。質問も的を得た的確な内容が多く目の前の患者様を良くしたいという気持ちが伝わり「日々の臨床業務にも真摯に取り組んでいるんだな」と実感しました。
来月の第3回もスタッフ高柳がここまでの講義の内容から、実技メインで講義をします。4回目以降は副代表の丸山が担当します。
東京さくら病院 のスタッフの方々とまたお会いできることを楽しみにしています。
ストロークラボでは外部講演のご依頼も受け付けています。 ここ最近では医療法人からのご依頼が2件ありました。コロナが落ち着き、積極的に技術研鑽に取り組もうという施設が増えてきたのではと感じております。
そのような依頼に全力で対応できるようスタッフ一同研鑽に励んでいきます。
執筆担当: 高柳将人
1981 :長崎市生まれ 2003 :国家資格取得後(作業療法士)、高知県の近森リハビリテーション病院 入職 2005 :順天堂大学医学部附属順天堂医院 入職 2012~2014:イギリス(マンチェスター2回,ウェールズ1回)にてボバース上級講習会修了 2015 :約10年間勤務した順天堂医院を退職 2015 :都内文京区に自費リハビリ施設 ニューロリハビリ研究所「STROKE LAB」設立 脳卒中/脳梗塞、パーキンソン病などの神経疾患の方々のリハビリをサポート 2017: YouTube 「STROKE LAB公式チャンネル」「脳リハ.com」開設 現在計 9万人超え 2022~:株式会社STROKE LAB代表取締役に就任 【著書,翻訳書】 近代ボバース概念:ガイアブックス (2011) エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション:ガイアブックス (2014) エビデンスに基づく高齢者の作業療法:ガイアブックス (2014) 新 近代ボバース概念:ガイアブックス (2017) 脳卒中の動作分析:医学書院 (2018) 脳卒中の機能回復:医学書院 (2023) 脳の機能解剖とリハビリテーション:医学書院 (2024)