vol.322:立ち上がり動作における膝関節角度と腹筋群活動   脳卒中/脳梗塞のリハビリ論文サマリー – STROKE LAB 東京/大阪 自費リハビリ | 脳卒中/神経系
  1. HOME
  2. ブログ
  3. バイメカ
  4. vol.322:立ち上がり動作における膝関節角度と腹筋群活動   脳卒中/脳梗塞のリハビリ論文サマリー
バイメカ

vol.322:立ち上がり動作における膝関節角度と腹筋群活動   脳卒中/脳梗塞のリハビリ論文サマリー

 

脳神経系論文に関する臨床アイデアを定期的に配信中。 Facebookで更新のメールご希望の方はこちらのオフィシャルページに「いいね!」を押してください。」 臨床に即した実技動画も配信中!こちらをClick!!(YouTube)

 

 


 

STROKE LABでは療法士向けの脳科学講座/ハンドリングセミナーを行っています!上記写真をClick!!

 

 
 
 
 
PDFでもご覧になれます。→PDF
 
 

カテゴリー

バイオメカニクス

 

タイトル

立ち上がり動作における膝関節角度と腹筋群活動

Abdominal muscle activity according to knee joint angle during sit-to-stand

?PubMed Juri Eom J Phys Ther Sci. 2016 Jun; 28(6): 1849–1851.

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

・膝角度と体幹屈筋群の関係性を調べた論文を見つけ読みたいと思ったため

 

内 容

背景・目的

・本論文は膝関節角度と腹筋群の活動を検証する。

 

方法

30名の健常成人(直近半年で腰痛なし)

・膝関節角度を60°、90°、120°として立ち上がり動作を行った。

・表面筋電図を外腹斜筋、内腹斜筋と腹横筋、大腿直筋に貼付した。

 

結果

 

表:実験結果 Juri Eom (2016)より引用

 

・膝屈曲角度が増加するにつれて、大腿直筋、外腹斜筋、内腹斜筋と腹横筋の活動が増加することが表からわかる。3つの角度に有意差が得られた。

 

私見・明日への臨床アイデア

・屈曲角度が大きくなるほど大腿直筋や腹筋群の活動が高まっており、より努力的に立つ必要があることがわかる。これは前方に位置する足部上へ身体重心を持っていくために上記筋群が活動する必要があったためと考えられる。膝を屈曲位で立ち上がることができるよう身体や環境を整えていく必要があると感じる。

 

職種 理学療法士


 
 
論文サマリー 一覧はこちら

脳卒中自主トレ100本以上 一覧はこちら
 
 
 
 

塾講師陣が個別に合わせたリハビリでサポートします


 
 
 
 

CATEGORY

 

FOLLOW US

STROKE LABの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしてください。

FOLLOW US

STROKE LABの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしてください。

CATEGORY

関連記事

Social Media フォロー↓↓↓
誠心誠意の機能回復サポート
脳卒中・パーキンソン病専門の個別リハビリ施設
病院リハ継続・更なる機能回復を目指します。
〒113-0033 東京都文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階
03-6887-5263
〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満6-3-16 梅田ステートビル2階
03-6887-5263
ACCESS