(株)Medley理学療法士(PT) 藤本 修平先生の講演がSTROKE LABで行われました!! – 脳卒中/神経系 自費リハビリ施設 東京 | STROKE LAB
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(株)Medley理学療法士(PT) 藤本 修平先生の講演がSTROKE LABで行われました!!

 

 

2/29 藤本修平先生に講演していただきました

 

 

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 藤本 修平先生 理学療法士 / 編集担当 1985年生まれ。弘前大学医学部を卒業し、理学療法士免許を取得。臨床に従事しながら、弘前大学大学院保健学研究科を経て、2014年より京都大学大学院医学研究科博士後期課程に進学(在学中)。診療ガイドラインの活用、医療への患者参加に関する研究を行っている。国内外問わず数々の学会・論文発表を行い、医学教育、研究方法論に関する講師活動も多数。2015年よりメドレーに参加。 (*写真・プロフィールはMedleyページより引用)

 

 

テーマ~研究論文の読み方〜研究デザインを中心に~contents

 

 

なんと2/29ニューロリハビリテーション研究会BRAIN主催の講演会が、STROKE LAB引っ越し初日に開催されました(笑)

 

定員16名満員で、スタッフを含めると20名以上がラボに集まったので、初日からなんか心臓ドキドキでした。

 

IMG_0127 テーマは研究論文の読み方~研究デザインを中心に~ということで大変興味深い内容でした。

 

私自身、大学院にも行っていませんし、研究発表や論文もシングルケース中心のものが多く学術的な教育を受けていません。良い機会になればと思いながらの参加となりました。

 

内容全てをご紹介できませんが(youtube用に10分程度でも撮影しておけばと後悔・・・)、最初はエビデンスに関しての理解を提示されました。エビデンスは研究報告に目が向きやすいですが、専門家の経験や患者さんの価値を統合したものがエビデンスと述べられていました。

 

エビデンス

 

 

イメージこんな感じ↑↑ 同意します!!

 

私は臨床特化ですが、だからこそ最新研究を知っておくべきですし、患者さんの価値観と統合しながらの介入こそ、現代医療に求められるスキルだと感じています。

 

 

 

次に、アブストラクトから何を読み取るのか??という事を一つ一つの言葉に批判的吟味をしながら分かりやすく提示していただけました。国語力といった感じです。

 

その中でも、「研究デザイン」に関心を持つということを強調されていました。多くの読者が目的と結果ばかりに目を向けたり、、、あるいは統計ばかりに関心を持ちすぎる点を問題視されていました。やはり、research questionに基づく研究デザインこそ、その論文の中核になるようです。

 

研究する際も、統計は統計の専門家にお願いする(自身で基本的な統計への知識を押さえたうえで)方が、効率性・論文の充実度にも良い影響を及ぼすようです。

 

やはりプロに任せるべきところは任せる。その勇気は僕も起業してからよく考えるところです。どこまでホームページデザインや会計を自分でやって、どこからホームページ業者にお願いするのか??税理士にお願いするのか?? 自身の強みを発揮するための環境設定は研究でも同じですね。

 

 

 

他にもRCTや横断研究・コホート研究など基本的な知識とメリット・デメリットなどを述べられました。システマティックレビューやRCTがエビデンスレベルが高いからといって、それを無理やり実行するのではなく、その研究に合ったデザインを選択すべきという点は素敵ですね。まさに正統派です。

 

 

 

講演終了後の懇親会でゆっくりお話することができました。

 

 

 

藤本先生も数々の苦労を重ねた結果、今のご自身があり、責任あるコメントができ、具体的な未来も述べられていました。

 

「少しでも臨床家が研究に関心をもつ社会・研究者が臨床に目を向けられる社会、、そんな架け橋になれるよう貢献したい」

 

ルーチンに受動的に人生を生きていませんよね。考えながら行動できる方です。元気をもらいました!!

 

他にも研究ですごい実績を残されているOTの先生や理学療法協会の中核を担っている方など、普段なかなかお会いできない方と交流ができました。

 

最高でした!!

 

今後も月に1回程度外部の講師の方をお呼びし、無料で施設を提供して交流の場の架け橋になれるようSTROKE LABは取り組んでいきたいと思います。

 

藤本先生のインタビューはPOSTでも掲載されています→こちら

 

 

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針谷

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