東京都の脳梗塞リハビリ施設ガイド|保険内リハビリの現状と限界、オンライン脳卒中ケアの未来
東京都における脳卒中リハビリの現状
推計患者数(令和2年) | 約16万人 |
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内訳 | 脳梗塞:約8.8万人 / 脳内出血:約2.2万人 / くも膜下出血:約4千人 |
65歳以上の割合 | 84.4% |
脳卒中死亡者数(令和3年) | 8,913人(全死亡の7.0%、死因第2位) |
東京は23区を中心に急性期病院やリハビリ施設が多く、超急性期の血栓回収療法から回復期リハまで幅広く対応できる体制が整備されています。行政は「脳卒中地域連携診療計画書」を策定し、急性期から在宅期までの切れ目ない支援と、普及啓発活動を推進。自治体独自の訪問リハや住宅改修助成といったサポートも行われています。
特徴
東京は医療資源が集中する大都市であり、他県に比べ脳卒中医療体制が充実しています。急性期治療では、多数の一次脳卒中センター(脳卒中対応の救急病院)が存在し、発症から迅速な専門治療が受けやすくなっています。リハビリにおいても回復期リハ病棟の病床が潤沢で、都内各地域で退院後の継続リハビリが可能です。さらに、最先端のリハビリ技術や研究開発にも積極的で、ロボットスーツやVRなど新しい手法をいち早く導入する施設も見られます。患者層も多彩なため、高次脳機能障害に特化した病棟や就労支援プログラムなど、ニーズに応じた専門サービスが整っている点も特色です。人材面でもリハビリ専門職や脳卒中専門医が数多く在籍し、研修・教育の機会が豊富なため、総じて提供されるリハビリの質は高いと評価されています。
【FAQ】脳卒中患者の問題を動画で解決!
脳卒中を経験された方々やそのご家族が、日々直面する困難を少しでも和らげることができるよう、STROKE LABでは専門的な知識と実践的なリハビリの知見を生かした動画を配信しています。自費リハビリならではの柔軟な視点から、一人ひとりに寄り添い、生活の質を高めるヒントをお届けします。
「STROKE LABは体が上手く動かなくて行けない・・」という方にも動画や後で紹介するオンラインリハビリで、より豊かな日常へとつながるよう、確かな情報と温かいサポートをお届けしたいと考えています。STROKE LABはオフライン・オンラインの両面で対応しております。
Q1. 脳卒中後の上肢がうまく動かせないとき、リハビリで何を意識したらいいですか?
A. まずは肩甲骨まわりの安定性を意識することが大切です。肩甲骨の動きが安定していると腕を動かしやすくなります。
解決策: 自分でできる簡単な体操から始め、痛みや違和感があれば無理をしないようにしましょう。
参考動画: STROKE LAB
Q2. 脳卒中後に手足が冷たく感じるのですが、改善策はありますか?
A. 血行不良や筋緊張の偏りが原因の場合があります。温熱療法や軽いマッサージで血流を促すと効果が期待できます。
解決策: 体操の前後に温めることや、軽くさするなどの刺激を取り入れてみてください。
冷えだけでなく、浮腫を生じる方も多いです。その際に、マッサージにおける注意点がありますので、下記動画を参考にしてください。
保険内リハビリの限界と自費リハビリの必要性
患者数の多さゆえに医療・リハビリ資源の不足も指摘されています。特に回復期病床やリハビリ専門スタッフは需要が高く、施設によってはリハビリ待機が発生する場合もあります。公的保険で提供できるリハビリ期間や頻度に制限があるため、必要十分なリハビリを終えないまま退院となるケース(いわゆる「リハビリ難民」)も見られます。
都市内でも地域差があり、都心部に比べ西多摩地域などでは専門施設が少ないといった偏在も課題です。また、医療機関間の連携や情報共有のさらなる円滑化も必要とされています。多職種が関わる脳卒中ケアでは関係者間の調整が重要ですが、大都市では関係機関が多岐にわたるため統制が難しい面があります。社会復帰支援についても、職場復帰や地域活動への参加を望む患者へのフォロー体制はまだ十分とは言えず、今後の拡充が望まれます。
保険外リハビリの必要性
医療保険のリハビリ提供には日数・単位数の制限があり、慢性期の継続リハを希望する患者は不足を感じやすい状況です。そのためマンツーマンの自費リハビリ施設が増加しています。こうした保険外サービスはQOL向上に寄与する一方、費用負担や公的支援との兼ね合いが課題となっています。
自費リハビリ施設と医療保険リハビリとの違い
医療保険適用のリハビリテーションは、病院やクリニックで受けられますが、時間や頻度に制限があったり、集中的に取り組める期間が限られる場合があります。一方、STROKE LABのような自費リハビリ施設では、時間を十分に確保し、患者様一人ひとりの症状に合わせたプログラムを集中的に行うことが可能です。
なぜSTROKE LABなのか?
1. 有名医療出版社からのベストセラー書籍を複数執筆
STROKE LABの代表や副代表をはじめとするスタッフは、有名医学系出版社(例:医学書院など)から複数の専門書を執筆し、発売初日にAmazonリハビリテーション部門1位を獲得した実績を持ちます。
専門家向けの評価・治療技術だけでなく、当事者やご家族向けの自主トレや生活支援アイデアも多数掲載し、“ベストセラーの信頼”を直接、利用者様のリハビリに還元しています。
2. エビデンス重視のリハビリテーション
たとえば、脳卒中後でも半年を過ぎてから回復する症例があること、パーキンソン病でも継続的トレーニングで歩行機能を維持できること――これらは研究で裏付けられています。STROKE LABでは、最新医学エビデンスに基づきつつ、利用者様一人ひとりの状態や生活背景に合わせた最適なプログラムを構築。単なるマニュアル的リハビリではなく、「あなたがいま必要としている」アプローチを常にアップデートしていきます。
3. 病院・施設・企業から絶えない研修・コンサル依頼
STROKE LABは医療機関や企業への研修・コンサル・外部講師など、多岐にわたる事業を全国規模で行っています。半年間の長期セミナーを受講し修了した医療資格者は1000名以上にのぼり、専門家からの評価も高水準。
さらに、YouTubeチャンネル(当事者向け・専門家向けの2種類)では合計約10万人もの登録者を抱え、業界No.1の情報発信力を誇っています。
こうした“専門性と信頼の実績”を活かし、利用者様のリハビリに惜しみなく注力できることがSTROKE LAB最大の強みです。
“本物の技術” をあなたのそばで
「リハビリの成果は誰に行ってもらうかで大きく変わる」――これこそSTROKE LABの揺るぎない信念です。
当施設では理学療法士・作業療法士など、神経疾患のリハビリに精通したスタッフが在籍。オーダーメイドプランで集中的にサポートします。たとえば、脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など、多様な症例に合わせて柔軟に対応。保険診療リハビリとの併用も可能で、1回ごとのお支払い制だからこそご要望に合わせたペースで利用できます。
- ■ 脳卒中・パーキンソン・脳性麻痺・脊髄損傷など神経疾患全般OK
- ■ 医療保険リハビリとの併用事例多数。初回だけ試す利用も歓迎
- ■ 効果の推移が分かる「変化動画」を通し、スタッフがどのように対応するかを可視化
変化動画のご紹介
実際どんなリハビリを行い、身体がどう変わるか――そのリアルを確かめるためにも、STROKE LABでは利用者様の変化を撮影した動画を豊富に公開しています。
YouTubeでも多数のトレーニング例や体験談を配信。セラピストがどう“伴走”するのか、動きがどのように変化していくのか、一目で伝わる動画が多数揃っています。
STROKE LABのオンラインリハビリ
ストロークラボでは、オンラインリハビリを開設しています。脳卒中やパーキンソン病などの神経疾患にお悩みの方に、現状能力の評価、自主トレやご家族でできるトレーニング方法をお伝えします。 活用には以下のアプリが必要です。スマートフォンやタブレットなどでご対応できます。
失語症や構音障害の方、歩行や上肢機能障害の方、遠方で来院できない方などにおすすめです。
以下の方におすすめ
指導の流れ
使用アプリ(Zoom,LINE,Facetime)
基本料金
基本料金(税込) | |
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30分 | ¥9,900 |
※オンラインリハビリの無料相談は受け付けておりません。
科学的な論文で、運動学習を効率的に進めるためには、週2回以上の頻度で3ヶ月継続して続けることが推奨されています。
週2回が大変な場合は週1回以上を継続し、効果が出てくるにつれ頻度を減らしていくことでオンラインリハビリの効果を最大限に高められます。
お申込みからの流れ
・フォームをご入力
項目を入力し送信してください
入力により、希望日時や事前情報を把握することが可能なので、初回から効率よくリハビリを進めることが可能になります。
・お電話での問い合わせ
電話相談をすることで、オンラインリハビリの適正があるのかどうか?判断することができます
・支払い
予約日の2日前までにメールで指定した口座にご入金下さい。振り込み手数料はご負担いただきます。
入金が確認でき次第、メールにてご連絡致します。
・オンラインリハビリ指導開始
ご予約日時に5分前までにアプリの起動とウェブカメラを確認し、お待ち下さい。セラピストよりコールが入ります。
退院後のリハビリはSTROKE LABへ
当施設は脳神経疾患や整形外科疾患に対するスペシャリストが皆様のお悩みを解決します。詳しくはHPメニューをご参照ください。
STROKE LAB代表の金子唯史が執筆する 2024年秋ごろ医学書院より発売の「脳の機能解剖とリハビリテーション」から
以下の内容を元に具体的トレーニングを呈示します。
STROKE LABではお悩みに対してリハビリのサポートをさせていただきます。詳しくはHPメニューをご参照ください
場所・アクセスはこちらから|立地・アクセス

1981 :長崎市生まれ 2003 :国家資格取得後(作業療法士)、高知県の近森リハビリテーション病院 入職 2005 :順天堂大学医学部附属順天堂医院 入職 2012~2014:イギリス(マンチェスター2回,ウェールズ1回)にてボバース上級講習会修了 2015 :約10年間勤務した順天堂医院を退職 2015 :都内文京区に自費リハビリ施設 ニューロリハビリ研究所「STROKE LAB」設立 脳卒中/脳梗塞、パーキンソン病などの神経疾患の方々のリハビリをサポート 2017: YouTube 「STROKE LAB公式チャンネル」「脳リハ.com」開設 現在計 9万人超え 2022~:株式会社STROKE LAB代表取締役に就任 【著書,翻訳書】 近代ボバース概念:ガイアブックス (2011) エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション:ガイアブックス (2014) エビデンスに基づく高齢者の作業療法:ガイアブックス (2014) 新 近代ボバース概念:ガイアブックス (2017) 脳卒中の動作分析:医学書院 (2018) 脳卒中の機能回復:医学書院 (2023) 脳の機能解剖とリハビリテーション:医学書院 (2024)