小金井リハビリテーション病院で職員向けハンドリング講習会を実施してきました。
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回復期を担う小金井リハビリテーション病院
HPより引用→こちら
臨床コースに1年間通っていただけた理学療法士の藤本さんとのご縁から、このような講習会の企画となりました。
本当に感謝しております。
ハンドリングはどうすれば上手くなるの??
というテーマで今回は小金井リハビリテーション病院にてスタッフ教育の講習会を実施させていただきました。
若手中心の病院ということで、ハンドリングに対する基礎的な知識について、お話しさせていただきました。
業務終了後にも関わらず、積極的に講義に耳を傾けていただけました。
実技場面(股関節治療時のハンドリングの注意)
ただのROMにならない、股関節周囲に直接触れ、触診する重要性をお伝えしました。
実技場面(起居時のハンドリングの注意)
起き上がりで抗重力から従重力コントロールに切り替える実技を説明しました。起こすことも大切ですが、適切に寝かせていく事も重要です。
実技場面(歩行時のハンドリングの注意)
実技で効率的な歩行誘導も行いました。ハンドリングが「転倒させない手」になっていないか?誘導の手が、単に相手の胸郭に手を「当てているだけ」の転倒予防目的とならないよう指導させていただきました。
健常者分析ではなく症例検討が本質
単なる健常者の分析ではなく、症例動画を通じ、動作分析における問題点・良い点、 歩行時と立ち上がり時で共通する問題、 治療プランをディスカッションしてもらいました。
先輩・後輩関係なく、セラピストとしてグループで討論・発表する経験は今の時代、とても不足しているように思えます。
普段仕事を一緒にし、時間を多く共有しているスタッフと討論することはとても貴重な経験になると思います。
終了後は懇親会まで設定していただきました。細かなハンドリングも酔いながらですがお伝えさせていただきました。
また来年度からの講師のお話もあり光栄でした。
藤本さんをはじめ、職員の皆様、本当にありがとうございました。
病院内 スタッフ育成サポート
スタッフ教育を効率的に進めてみませんか?
ハンドリングや中枢神経系への教育は、STROKE LABへご相談ください。
2017年12月まで7施設の病院からご依頼を頂いており、計14回の講義・実技を行う予定です。
1981 :長崎市生まれ 2003 :国家資格取得後(作業療法士)、高知県の近森リハビリテーション病院 入職 2005 :順天堂大学医学部附属順天堂医院 入職 2012~2014:イギリス(マンチェスター2回,ウェールズ1回)にてボバース上級講習会修了 2015 :約10年間勤務した順天堂医院を退職 2015 :都内文京区に自費リハビリ施設 ニューロリハビリ研究所「STROKE LAB」設立 脳卒中/脳梗塞、パーキンソン病などの神経疾患の方々のリハビリをサポート 2017: YouTube 「STROKE LAB公式チャンネル」「脳リハ.com」開設 現在計 9万人超え 2022~:株式会社STROKE LAB代表取締役に就任 【著書,翻訳書】 近代ボバース概念:ガイアブックス (2011) エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション:ガイアブックス (2014) エビデンスに基づく高齢者の作業療法:ガイアブックス (2014) 新 近代ボバース概念:ガイアブックス (2017) 脳卒中の動作分析:医学書院 (2018) 脳卒中の機能回復:医学書院 (2023) 脳の機能解剖とリハビリテーション:医学書院 (2024)