vol.361 :5つのEMG波形で歩行を説明できる!?  脳卒中/脳梗塞のリハビリ論文サマリー – 脳卒中/神経系 自費リハビリ施設 東京 | STROKE LAB
  1. HOME
  2. ブログ
  3. 医療者
  4. vol.361 :5つのEMG波形で歩行を説明できる!?  脳卒中/脳梗塞のリハビリ論文サマリー
医療者

vol.361 :5つのEMG波形で歩行を説明できる!?  脳卒中/脳梗塞のリハビリ論文サマリー

脳神経系論文に関する臨床アイデアを定期的に配信中。 Facebookで更新のメールご希望の方はこちらのオフィシャルページに「いいね!」を押してください。」 臨床に即した実技動画も配信中!こちらをClick!!(YouTube)

 

 

 

 


 

STROKE LABでは療法士向けの脳科学講座/ハンドリングセミナーを行っています!上記写真をClick!!

 


 
 
 
 
PDFでもご覧になれます。→
PDF
 
 
 
 

カテゴリー

神経系

 

タイトル

5つのEMG波形で歩行を説明できる!?

Five basic muscle activation patterns account for muscle activity during human locomotion.PubMed Ivanenko YP et al.(2004)

 

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

 

・CPGs、筋シナジー(motor modukes)、固有感覚受容器の振る舞いに興味があり、本論文に至る。

 

内 容

背景・目的

 

・歩行周期における個々の筋の筋電図(EMG)活動パターンは、被験者間、筋肉内および文脈依存の変動性を示す。本研究では、異なる歩行速度と重力負荷で得られたEMG記録の集合から共通の基礎パターンの問題を検討しました。

 

・この目的のため、健康被験者は、1,2,3,5kmの速度・体重の35〜95%がハーネスを用いて免荷された状態でトレッドミルを歩くように求められました。

 

・12~16の同側の下肢筋と体幹筋を記録し、10~15の連続歩行周期の各記録の平均正規化EMGを決定しました。

 

 

結果

 

・歩行中の異なる筋肉にわたる全筋電図波形の変動の約90%を占めることができる 『 5つの基本的な根本的波形 』を特定しました。

 

・個々の筋肉の活性化パターンは、速度および重力負荷によって変化する可能性はあるが、四肢運動および基本EMG構成要素の両方は、限定された変化しか示しませんでした。

 

・歩行サイクルの発生起源はヒールストライクのイベントではなく、推進である考えを支持する。

 

私見・明日への臨床アイデア

 

・歩行練習をする上で、正しい歩行リズムを獲得するのであれば、筋電図上速度・免荷で大きな変化はないため、負荷量として少ないのであれば、免荷し個々に最適な速度から開始することが難易度として低い課題と考える。慣れたところで、免荷量を下げたり、速度を速めたり・遅くしたりと変化させることが良いのではと思われる。

 

 

氏名 shuichi kakusho

職種 理学療法士

 

 

論文サマリー 一覧はこちら

 

脳卒中自主トレ100本以上 一覧はこちら

 

 

 

 

病院内 スタッフ育成サポート

 

 

教育写真

スタッフ教育を効率的に進めてみませんか?

 

ハンドリングや中枢神経系への教育は、STROKE LABへご相談ください。

 

 

 

 

 

CATEGORY

 

FOLLOW US

STROKE LABの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしてください。

FOLLOW US

STROKE LABの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしてください。

CATEGORY

関連記事

Social Media フォロー↓↓↓
誠心誠意の機能回復サポート
脳卒中・パーキンソン病専門の個別リハビリ施設
病院リハ継続・更なる機能回復を目指します。
〒113-0033 東京都文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階
株式会社STROKE LAB
03-6887-5263
ACCESS